Painted by AKKA
獅子のタテガミや鳳凰の羽毛、麒麟の鱗など描く事は心が鎮まり、瞑想に近い感覚がある。魔除けや繁栄を願って絵付けされてきた伝統のモチーフ。少しでもモチーフのパワーが込められるように、時間をかけてただひたすらに描く。
梅や桜の枝を描く時は、勢いをつけて。力強い枝によって花の可憐さが際立つ。手描きだからこそ、絵柄の奥行きが出る。
決して絵画ではなく、柄に徹することが大事だと思っている。奥行きは3次元に見えない、2.5次元くらいを目指す。
日本人としてのアイデンティティを日々感じることの幸せ。誇りを持って和柄を伝承したい。もっとポップに、もっと面白く、日々のファッションに取り入れたい。
PICK UP
denim
キャンバスはヴィンテージのコートたち。獅子、鳳凰、エネルギッシュなモチーフをペイントして新しく生まれ変わる!
1度は人の手に渡ったビンテージのデニムやコート。獅子や鳳凰など重たいモチーフや大胆な構図も全て許容してくれるデニムの強さに夢中です。
一筆一筆絵付けをしてモチーフに命を吹き込む。プリントでは表現できない濃淡や線描き。獅子のたてがみ、鳳凰の鱗、大胆な枝振りなど技法をこらして絵付けをしています。
時間をかけて絵付けをしたデニムコートは生まれ変わり、全く別の表情になります。